第219回国会において、
高市内閣総理大臣が所信表明演説で自衛官の処遇改善を発言されました。
2022年12月の国家安全保障戦略を始めとする「三文書」の策定以降、新しい戦い方の顕在化など、様々な安全保障環境の変化も見られます。我が国として主体的に防衛力の抜本的強化を進めることが必要です。このため、国家安全保障戦略に定める「対GDP比2%水準」について、補正予算と合わせて、今年度中に前倒して措置を講じます。また、来年中に「三文書」を改定することを目指し、検討を開始します。
防衛力そのものである防衛生産基盤・技術基盤の強化、防衛力の中核である自衛官の処遇改善にも努めます。
さて、みんな大好き防衛白書でも処遇改善は明記されています。
PDF版は無料で読めることをご存じですか?
処遇改善は、特集ページを組まれるほど。
それでは、
令和7年度以降に改善される内容を紹介します。
自衛官の処遇改善
令和の時代に相応しい処遇を確立するために、
30を超える手当等の新設・金額の引き上げをするみたい。
◇任務や勤務環境の特殊性を踏まえた給与面の処遇改善
(一例)
・俸給表の改定予定
・主要な野外演習等に従事する隊員に支給する手当(日額1,400円)を新設
・災害派遣等手当(日額540円増の2,160円に)を引き上げ
◇士をはじめとした幅広い層の人材確保のための処遇改善
(一例)
・任用一時金の増額
・進学支援給付金の増額
◇予備自衛官等の処遇改善
(1任期あたり)
・予備自衛官:約41万円増額の約68万円
・即応予備自衛官:約103万円増額の約274万円
◇功績に相応しい叙勲等の在り方
生存者叙勲の受章機会のなかった者への範囲の拡大等
生活・勤務環境の改善
採用が少ないバブルの頃はどんどん良くなって、就職氷河期には厳しくなって、令和の時代はバブルの頃とは比較にならないくらい良くなりそう。
◇若い世代のライフスタイルに合った生活・勤務環境の構築
・組織文化の改革
・営舎内居室の個室化等
・艦艇乗組員の生活・勤務環境の改善
・宿舎環境の改善
・通信環境の整備の推進
・公共交通機関が少ない基地・駐屯地等へのアクセス改善
◇仕事と育児・介護の両立及び女性活躍の推進
・託児事業の充実
・女性用区画、女性用トイレの充実等
◇被服・糧食及び健康管理体制の充実
最後に
辞めない選択肢はありだと思います。
今後しばらくは処遇が良くなることは間違いなさそう。
安全保障環境が厳しくなる中、
任務達成のための訓練は厳しくなる一方ですが、
心より現職の皆様を応援したいと思います。本当だよ。
最後までありがとうございました。





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