気付いたら、ねんきん定期便が届いてませんか?
退職してもしなくても、どれくらい年金が貰えるか気になる所です。
それでは、記載の中身を浅くお伝えします。
いつ、どこから?
あなたの誕生月にハガキが、
国家公務員共済組合連合本部の年金部から届きます。
余談ですけど、連合本部ってっかこいい名前
因みに、35歳、45歳、59歳の年は封書で届きます。
その中身について
ハガキの上から順番どおりに説明します。
1 これまでの保険料納付額(累計額)
これまでに給料天引きで納付した額が記載されてます。
職歴が自衛隊だけなら(2)厚生年金保険料の公務員厚生年金機関だけに記載されているはずです。
正直、あまり納付している実感がないですよね。私もそうでした。
そして、この額と同額を国が納めてくれているらしいのです。
血税を給料としていただいて、その中から税金やら保険料を支払っている実感がない。w
税金と保険料は、退職してから無職でいるとかなり効いてきます。
まるでボディブローのようにじわりと、時にはアッパーカットの様にガツンと。
2 これまでの年金加入期間
黒太枠の受給資格期間が120カ月を越えないと老齢基礎年金(後述)がもらえません。
いずれ越えるので気にしなくて大丈夫。
3 これまでの加入実績に応じた年金額
現時点での納付額を基に年金が65歳時の時に、年間にいくらもらえるか、税引き前の金額を表示しています。
(1)の老齢基礎年金は、年金3階建ての1階部分のこと
私たちは、国民年金として毎月17,510円(令和5年)を支払っています。
通常、20歳から60歳まで支払うはずなので、最終的に79万5千円もらえるはず。
(2)の老齢厚生年金は、年金3階建ての2階部分のこと
ここに記載がある金額がもらえるはずです。
日本全体の平均は?
厚労省年金局の「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、
普通に働き続ける人の老齢年金は月額14万6千円が平均値 ※
※原文抜粋:令和5年度末現在の厚生年金保険(第1号)の老齢給付の受給権者の平均年金月額は、併給する老齢基礎年金の額を含めて、老齢年金が14万6千円、通算老齢年金・25年未満が6万5千円となっている。
伝えたいこと
退職後にどのような人生を歩むかで年金の金額が変わりますが、今貰えるであろう年金の額を知ることで将来に備えることが可能になります。
なので、足りないと思うのであれば、
・自衛官を続ける。
・どこかの会社に就職する。
・投資をする。まずは、NISA!
・確定拠出年金(イデコ)を利用する。
など、処置・対策が必須です。
参考資料リンク
深堀りしたいのであれば
連合会からの「ねんきん定期便」について | 年金 | KKR-国家公務員共済組合連合会
ハガキが見つからなくても大丈夫、登録が必要なので少し面倒ですけど
厚労省年金局の「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」は、
コメント
NISAを活用するのをお勧めします。なぜなら、NISAはすぐに辞める事が出来ますが、iDeCoは、60歳まで引き出せないのに加えて、退職者控除を使うのが難しい上に、引き出すのに税金が掛かります。NISAを使いこなせてから、取り掛かる方が良いと私は思います。
そうですね。NISAは完結明瞭なのですごく良いですよね。iDeCoは、運用中の税控除は魅力的ですが仰るとおりで受取り時の難しさがありますよね。
ちなみにNISA枠を使い切ってからのiDeCoは、全然有りだと私は思います。
iDeCoは確かに優先度は下がりますね。自衛官なら計画的にNISA枠を満額埋められるはずなので、若いうちから始めてほしいですね。年をとってから気付く悲しさ。